仕事で、自分たちを以前だました人のことを考える。
そして、だまされた自分たちのことを考える。
私たちは戦って、結果きっと勝った。
たくさんの取引先に迷惑をかけたし、戦わざるを得なかった。
でも当時の気持ちを思い返せば、
お互い、欲を持って近づいていたことは確か。
だます方も、だまされた方も。
何かおかしいと思いつつも、欲がね、自分の見る目をごまかしていったんだね。
私たちは登ろうとしている時期だったし。
それからは、相手の言うことが真実なのじゃなくて、相手は「○○だ」と”言っている”人だ、という風に捉えるように努めている、と思う。